ウッドデッキ

駿河工房では設計の段階でウッドデッキのご提案を必ずさせていただきます。

ウッドデッキは古くから和風建築では家の内部と外部をつなげるための空間、ぬれ縁的な存在として取り入れられてきました。

外部とのつながりを持たせるための仕組みで、日本の文化と言えるでしょう。

ウッドデッキと言うと西洋の住宅のイメージをお持ちになる方もいらっしゃるかもしれませんが、駿河工房のウッドデッキは、洋風の物ではなくぬれ縁の延長のようなスタイルです。

例えば、こちらのお宅ですと、家から富士山を望むことができるのですが、中と外とを明確に区切らず、その延長に富士山が見えるように仕立てました。

 

ウッドデッキを取り入れるメリットは様々ですが、空間を広く感じることができる点です。

京都の貴船のような感じでしょうか。繋留の上に板を渡して、そこでお料理を楽しむという場所がありますが、そんなイメージに近いかもしれません。

 

駿河工房のウッドデッキは食堂とリビングと繋ぎますので、見える景色がつながっており空間を広く感じることができます。

あえて角に窓を設けることで、景色の連続性を持たせることもできます。これにより視界がぐっと広がる効果を得ることができるのです。

ウッドデッキを後付ではなく、初めから「間取り」として組み込んでおくのが駿河工房の特徴です。

 

ウッドデッキのもう一つのメリットとして、夏場の部屋の温度上昇を抑えることも挙げられます。

家の目の前がコンクリートですと、輻射熱で部屋の温度も上がりますが、ぬれ縁の下に水を通すなどの工夫をすることで、夏の暑さを和らげる効果があります。

 

ウッドデッキを通じたご近所さんとの交流も生まれているようです。

ご近所さんが回覧板を持って来た時にウッドデッキで少しお話したり、畑で取れたものを干す場所になったりもします。干し柿を干したり、玉ねぎを干したりしているお施主様もいらっしゃいます。使い方がとても自由なんです。

 

ウッドデッキは雨風に直接触れることになりますので、耐久性にも気をつけたいですね。

一番長く持つのはユーカリ、駿河工房が主力で使っているのはレッドシーダです。

手入れはどの素材を使用したとしてもほとんど一緒で、3~5年に一度塗り替えることです。

デッキ部分に屋根があるかどうかで、デッキに使用する木材も考えます。

 

この、塗るという作業も、DIYでできる範囲内です。

ですが、最悪のケースとして木が腐ってしまった時に取り換えられる作りにしておくことが大事です。

 

ウッドデッキだけ後付することもあります。

「家を建てた時にウッドデッキに回せる予算がない」というケースですから、その時は、外構工事は後日のウッドデッキを意識した施工をしておきます。