家具・造作家具

造作家具の良さ

家づくりをする上で家具が果たす役割は小さくありません。

駿河工房では家具の中でも造作家具にこだわりを持っています。

それは、家具も建築と一体であるという考えから来ています。

建物と同じ年月を経ることで良いのもになってゆく。例えば、テレビのローボードなどはすぐに買い替えるものではありません。

このお宅の場合は、建築の一部としてプランしました。

 

毎日手に触れ、目にする物には特にこだわりたいのです。

家具も、家と一緒にいい色、味わいになっていくということをトータルでご提案します。

家は古くなったけれども、テーブルだけが浮いたように新しい色というのも違和感があります。

持ち込み家具、置き家具も建築と一体のものとしてご提案します。

 

家の中で家具が持つ価値

家具はただ「置けばいい」というものではなく、家と一緒に育ったお子さんの価値観をも左右するものではないかなと思うのです。

「昔こういう木造の、無垢の床の家に住んでいた」という記憶のある子育て世代の親御さんが、造作家具をお選びになるのだと感じています。

こうした価値観をお持ちの方はハウスメーカーの家はお選びにはなられないようです。

子どもの頃から本物のダイニングテーブルに触れて育つと、大人になった時の価値観も違ってくるはずです。

 

モデルハウスにもこだわりの造作家具や来てくださった方には、その良さはすぐには解って頂けないんじゃないかと思います。

何件かのモデルハウスを見て、比較したときにお解り頂けるんだと思います。

男性的なラインの家具をお好みの方もいらっしゃいますが、繊細なものを好まれる方もいらっしゃいます。

駿河工房はどちらかというと、線の細さを大事にしてきました。

職人も、そういった細かな収まりなどに気を遣って造作家具を作る技術を磨いています。

その細やかさは、「駿河工房スタイル」として崩してはならないものだと考えています。

 

家具も含めての家づくりの提案

持ち込む家具を否定はしませんが、最低限のところは造作家具をご提案したいです。

造作家具は設計段階からプランニングしていますから、収まりが違います。

設置する場所の引き戸とのからみなどもありますし、梁が出ているのであれば、その梁と家具との関係もあります。

収まりを設計段階から計画し、建築の時に確認しながら進めます。

置き家具は、既に出来上がったものを置くだけですよね。

無駄な隙間ができたりします。

造作家具は、天井の高さなどを含め、引き戸の枠などとのトータルで考えますから、引き戸枠と家具との厚みを抑えることもできます。

 

大工さんも、それらの造作家具が入ることを認識して作業をします。

そういった、一体感を考えるためにも設計段階ですべて計画してしまいます。

現場でできないこともありませんが、収まりを考えたら設計段階から造作家具まで含めたプランニングをするべきでしょう。

例えば洗面台の横に造作家具でタオル入れをつくると、収納と一体で洗面台を考えることができています。そうすると、見た目も使い勝手も良くなります。

駿河工房の造作家具は見た目の繊細さだけでなく、機能性も加味してご提案しています。

 

造作家具と予算との兼ね合い

既製品は、ピンからキリまでありますから、安くしようと思えばそれは可能です。

収納など、そうそう簡単に取り換えない、作り替えないものに関しては造作してしまった方がいいとおっしゃる方は多いです。

そういう部分はそうそう高くはなりませんし、予算的にどうしても、というときは削れる部分でもあります。

ですが、基本的には「家と一体として考えてください」というご提案をしています。

特に、先ほどの洗面台横の収納や、背面収納、パントリーの収納は取り入れていただくことが多いです。

シェルフなどを置くよりも隙間はできませんし、隅々まで収納として利用できます。

使い勝手はいいはずです。

 

予算的なお話をさせていただくと造作家具は住宅ローンに組み込めます。

ローンの予算に余裕があれば、造作家具がよいと思いますよ。

それによって、日々の生活がラクというのか、違和感なく便利に過ごせるのであればいいと思います。

購入する家具も、購入するサイズや置き方で悩んだりすることもあるでしょう。

そういった苦労や失敗を防げるという意味でも、造作家具は良いものです。